母が脳梗塞で半身不随になったとき、母屋の浴室をバリアフリーに改修した。浴槽を低くし、段差をなくし、手すりをつけた。しかし、その後入退院を繰り返し、晩年は施設に入所したため、浴室を使うことはなくなった。そして4年後に亡くなってしまった。母亡き後は父が使うのみとなった。

多額の金をかけて改修したが、さっぱり使わなかったのでもったいないと思っていたが、今は孫の入浴で大活躍だ。浴槽も低く大きく、洗い場も広い。体を洗ってやるのも楽だ。思わぬところで役に立った。とは言え父も亡くなり、孫はいずれ自宅へ戻ってしまう。その後の活用を考えなければ。(sumito)