たくましい生命力

この夏の暑さで、亡父が丹精込めて育てていた草花がほとんど枯れた。水を与えても枯れてしまう。そんな中でも、たくましく生き延びている草花もある。大した生命力だ。私には知識がないので、何という花かも知らない。このたくましさはうらやましい。私にも生命力が欲しいものだ。

姪っ子たちが、父の形見としていくつかの鉢を持ち帰った。可愛がって育ててほしい。それでもまだ鉢は、山のように残る。私はとても面倒を見切れないので、いずれ業者に処分を依頼する予定だ。父にしてみれば哀しいことかもしれないが、致し方ない。これも運命だとあきらめてほしい。(sumito)