キャッチボール

運動神経が鈍い。なのでキャッチボールが苦手である。上手く投げられない。これは運動だけにとどまらず、会話においても同様だ。相手が求めているところに、寄り添った言葉を投げかけることができない。なので話がかみ合わず、しまいには怒りのスイッチが入ってしまう。まったく、損な性分である。

また、感情がすぐに態度や表情に出る。なので嘘がつけない。自分の気持ちをコントロールできれば、もっと違う人生を歩めていたことだろう。コミュニケーションの基本は心のキャッチボールだ。上手く言葉を受け取れなかったり、相手の心に投げられなければ成立しない。案外、これが難しいのだ。(sumito)