適正レート

円安が止まらない。原因はドルと円の金利差だという。日銀は景気緩和の方針を維持し、差は広がる一方だ。おかげで市民生活は物価高騰の荒波に飲まれている。円安は輸出企業に恩恵をもたらし、景気の拡大に寄与すると言うが、それは市民にまで届かない。生活は苦しくなる一方だ。

景気よりも国債の利払いが増えるのを心配する説もある。国の財布と市民の財布、どちらが大切なのだろうか。極端な円安でも円高でも困る。1ドル125円くらいが適正レートだと思う。2%のインフレを誘導するのなら、金利を上げる方が効果的ではなかろうか。値上げはもうこりごりだ。(sumito)