母の納骨

今年元旦に亡くなった母の遺骨は、まだ我が家にある。本来なら、49日法要の時に墓へ納骨するところだが、父が別れがたく、暖かくなってから納骨することにした。骨とはいっても、離れるのが淋しいらしい。その気持ちを生きているうちに表わしてくれたら、さぞ喜んだことだろう。

とは言っても、いつまでも骨を置いたままにはできない。いつかは墓に入れなければ。なので父を説得し、29日の日曜に納骨することにした。これで一区切りだ。落ち込んでいた父も、だいぶ平静になってきた。淋しいかもしれないが、気持ちを割り切ってもらうしかない。母は心の中にいる。(sumito)