誤嚥性肺炎で摂食ができなくなった母。点滴だけで命をつないでいたが、それでも3ヶ月くらいしか生きることはできない。はたして点滴だけで長らえる命は、母が望むことだろうか。その期間の苦しみを取り除くため、家族はターミナルケアを選択し、点滴を外してもらった。点滴を外せば、10日くらいしか生きることはできない。長く苦しむより、早く楽になることを願った。残された短い時間の中、家族と面会ができ、最後は私と姉とで看取ることができた。この選択は間違っていなかった。母も安らかに眠りについた。さようなら、お母さん。そして、ありがとう。(sumito)