母の葬儀が終わった。ドタバタした葬式だった。簡素な葬儀にしようと家族で考えていたが、土壇場になって父が手土産を用意しなければならない、家にみんなを呼んで弁当を食べさせると言いだし、大慌てだった。狭い家に20人超の客は受け入れられない。惚けた父は、いや入ると言ってきかない。急遽、葬儀場に連絡し、お斎会場を用意してもらう。菓子店に早朝から電話して、お昼前に間に合うかを確認。なんとか間に合わせることができた。それでも父は、反対されたことに根を持ち、鼻を曲げていた。まったく、歳は取りたくないものだ。若い者に迷惑をかけないよう気をつけよう。(sumito)