人は皆、寂しがりや

人は社会に生きている。1人では生きられない。ゴミ屋敷が問題になっている。住人は到る所からゴミを集め、これは資源だと処分しない。悪臭を放ち、周辺住民から煙たがれる。なおのこと社会から隔絶され、孤立を深める。だけど、本当は寂しいのではないだろうか。ゴミは文句も言わず、ただそこに存在する。無言でゴミと会話しているかもしれない。それだけでも、寂しさを紛らわしてくれるのだろう。だから、ゴミの問題を解決するには、住人を寂しくさせないことが肝心だと思う。力ずくでは何も変わらない。(sumito)