うらやましいトーク術

引き続きフォークデュオの話。アコースティックギターの男性が進行を担当している。滑らかな話術でテンポ良く、たまにギャグを交えて場を和らげる。学校の先生なので、おしゃべりは得意のようだ。このトークもライブでは大事な要になる。肩の力を抜く間が必要だ。私はこのトークが苦手である。とくに年を取ってからは記憶力や機転が利かず、シナリオを完璧に読み込む必要がある。ど忘れしたり、一言間違えると大騒ぎになる。アドリブが出てこないのだ。落語の枕詞のように、常に人を笑わせるギャグはないだろうか。(sumito)