介護はつらいよ:特養への道は遠く

母が退院し、介護老人保健施設(老健)に入所した。今後の見通しについては、入所中に特別養護老人ホーム(特養)に申込をし、運がよければ特養に入所、それが無理でも待機中という理由で老健に入所を継続する予定だった。入院前の壮絶な状況を経験した私には、自宅介護の選択はないと考えている。ところが、病状が回復し、安定した母の状態を見て、老健の看護師は自宅介護の道を進めてきた。本人も自宅介護を望んでいるだろう。おしっこが出ず、尿管カテーテルをしたままでも、自宅介護は可能だという。デイサービスやショートステイ、訪問看護をフル活用すれば、自宅介護もできるということだ。しかし、デイサービスを嫌い、家族への負担に負い目を持ち、通院やリハビリなどのケア、そして再び病状が悪化したときの対応を考えれば、施設への入所は互いに安心できる選択だ。だが、その道はなかなか遠い。はたして目的地にはたどり着くことができるのだろうか。(sumito)
今日のBGM:チークダンス
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