2月に入院したときは、母の状態は最悪だった。下血をし、尿が出ず、血まみれの便が止まらなかった。精神状態も錯乱していた。入院後も、内視鏡による止血処置、見つかった総胆管の石の除去を行い、寝たきりが続いた。このまま寝たきりになるかと思い、介護老人保健施設そして特別養護老人ホームへの入所を考えた。特別養護老人ホームは介護度が3以上でないと対象にはならない。そこで、再認定をしてもらうため、ケアマネージャーに申請をしてもらった。そのときはまだ寝たきり状態だったので、介護度は5になった。ところが、母はみるみる回復して、いまや杖をついて歩けるようにまでなった。実際の介護度は、入院前と同じ状況だろう。介護老人保健施設は介護度が2でも入所できるが、特別養護老人ホームに介護度5で申し込むのは、どうも後ろめたい。介護老人保健施設に長期入所するには、特別養護老人ホームに入所待ちをすることが条件だ。なかなか思うようにはいかない。それが人生だ。(sumito)
今日のBGM：誰よりも君を
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