介護はつらいよ:出血部位を発見、止血に成功

母は急遽、大腸内視鏡検査を受けることになった。前回は固い便に遮られ、奥まで確認することができなかった。前日の大量出血で、腸の中は血だらけだったという。水で洗い流しながら、カメラを奥に進めても、出血部位がない。今度は手前の直腸を洗いながら見てみると、噴水のように血が弾けているところがあった。ようやく出血部位が特定された。4カ所、クリップのような物で穴を塞ぎ、止血に成功した。あの固い便はどうしたのだろうと疑問を感じたが、前回の浣腸で出血と共に排出されたらしい。母は、腹の中を掻き回され、痛かったようだが、案外ケロリとしている。意識もはっきりしていた。しかし、ベッドに戻り、看護師が紙おむつをあてるとき、「少しお尻を上げてもらえるかな」とお願いされたら、しっかりと尻を上げていた。自宅で私がおむつ交換しているときは、ちっとも協力的ではなかったのに、この違いは何だろう。どうも他人にはいいところを見せ、身内には甘えているようだ。面白くない。まあ、止血ができてよかった、よかった。(sumito)
今日のBGM:冷たい雨
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