救急車で運ばれた母は、尿が出なかったのは腎不全で、クレアチニンの数値は下がったので回復した。だが、下血が止まらないので、輸血をする。そして出血部位を特定するため、大腸の内視鏡検査を行った。しかし、大腸の中にカチカチの大きな便の固まりが行く手を遮り、カメラは奥に進まない。やむを得ず、今回の検査を中止し、また後日あらためて検査をすることになった。大量の浣腸液を注入しても、便は頑固に踏ん張っていた。これまでの便の垂れ流しは何だったのだろう。さて、脳梗塞を患う母は、血液サラサラの薬を服用している。止血するためには、この薬の投薬を中止しなければならない。しかし、その場合は脳梗塞の2番を引き起こすリスクがある。悩ましい選択だが、医師の判断に委ねるしかない。リスクはあっても止血を優先することになる。もう84歳。寝たきりのまま生きていることがリスクである。もし、不幸な結果になっても、それは天寿だと言えよう。(sumito)
今日のBGM:君はなぜ
#介護日誌 #堅固な便 #腎不全 #輸血 #内視鏡検査 #血液サラサラの薬 #脳梗塞 #天寿