介護はつらいよ:摩訶不思議なこともある

昨日は散々だった。母が大便を漏らし、その始末に父と悪戦苦闘。重い身体を支えながらの尻拭きや履き替えは難儀だった。夜には第2ラウンド。今度は様子を見に来ていた姉とペアで格闘した。ウンコまみれの1日だった。朝から身体を起こすことができず、意識ももうろうとし、食べられない、飲まれない状態だった。もう寝たきりを覚悟した。パンツ式の紙おむつは役に立たない。救急車で病院に運んでもらい、点滴を受けさせようか。これでは家での入浴が無理なので、デイサービスにお願いしようかなど、いろんなことを考えた。さて、明くる今朝、様子を見に行ったら、台所に人影が。ゲゲ、母が1人でゴミ袋をもって立っている。しかも杖なしで。昨日の様子とは一転してビックリだ。何をしているのかと聞いたら、パンツが便で汚れたから始末するという。危ない、自分でさせたら大変なことになった。危機一髪。なんとか履き替えさせることができた。ついでにご飯を食べさせ、薬を飲ませた。しかし、寝たきりなのか、自分で動けるのか、一体どちらが本当の姿なのだろう。まったく、摩訶不思議なことである。(sumito)
今日のBGM:誰よりも君を
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