介護はつらいよ:摘便やってみました

母親が便秘とガス溜りで苦しいというので、摘便してみた。摘便とは、肛門に指を突っ込み、滞留する便を掻き出すこと。なかなか勇気がいる作業だが、私の祖母も母から摘便してもらっていたので、様子は見ている。一応ネットで調べ、どんな準備がいるのか、行為はどうすればいいのかを予習した。グリセリン浣腸(イチジク浣腸)との併用は危ないとあるので、摘便だけとした。準備を整え、いざ肛門へ指を突っ込む。ない。便がない。これでは摘便もできない。困ったなと思い、気休めに腹をマッサージして、「ウンコ出ろ、ウンコ出ろ」とおまじない。すると、おや、何かに当たるぞ。これはもしかして、と指を回してみると、便らしき物体が近づいてくる。ゆっくりと指を絡めて、肛門に近づける。ポトッ。出た。便が出た。小指の先くらいの小っちゃな便だ。この調子だ、と引き続き摘便に挑む。同じ大きさの便が3つ出たところで、母が痛みを訴えたので、ここで中止。もっとマッサージを続けたら出たのかもしれないが、初めての摘便にしては上出来だろう。これが刺激になって、便意をもよおしてくれたらと願う。出なければ次は浣腸だ。(sumito)
今日のBGM:love&peace
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