数年前、まだ自分がハゲだという自覚がなかった頃、通りすがりの小学生に「ハゲ」と言われた。誰のことかとキョロキョロしたら、周りには誰もいない。俺のことかと気付いて、無性に腹が立ったが、子ども相手に怒ってもみっともないと堪えた。それまでも家族から、頭が薄くなったと指摘されていたが、鏡をあててみて分かった。頭頂部が見事にハゲていた。なので、外出時は帽子が手放せない。もちろんライブの時は当然だ。子どもは残酷なまでに正直である。昔は大人が怖くて、そんな軽口はたたけなかったが、現代の子ども達は恐れを知らない。私は子どもが近づいてくると、足早に通り過ぎてゆくのであった。(sumito)
今日のBGM:分かっちゃいるけど
#子どもは残酷 #ハゲだという自覚 #無性に腹が立つ #見事にハゲていた #帽子が手放せない