空の上から

高校時代の友人が、44歳の若さで逝去した。晩年は年賀状程度の付き合いでしかなかったが、彼から個展の案内が来ると、印刷されている作品を見て、がんばっているなと感心したものだ。彼はアート作家。私が高校時代、同級生から無視をされて孤独になったときも、彼だけは私の話を聴いてくれた。また、同じ人を好きになったライバルでもあった。残念ながら私は敗北したが。そんな彼からの音信が途絶えた。しばらくは気にしていなかったが、あるときふと思い出して、ネットで調べてみた。すると、彼は舌がんで亡くなったという情報を見つけた。残念だ。能力のある人ほど早く亡くなる。そして全てを出し切れないまま、おそらく未練も多かったことだろう。そんな彼を思い描いて、この曲を作ってみた。どうか、天国で安らかにお眠りください。(sumito)
今日のBGM:空の上から
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