新潟市古町の活性化(景気の減退)

古町が活況していたのは、昭和30年代・40年代の高度成長期だっただろう。その後は、オイルショックなどの不景気な時期もあったが、1986年から始まったバブル景気で盛り返した。バブル崩壊後は、再び不景気が続き、デフレ状態になり、市民の財布のひもが固く縛られきた。最近はデフレを脱却し、景気は上向きと言われるが、その実感が伴わないのが現実だと思う。景気の影響が売り上げに直結するのは間違いがない。しかし、いくら不景気とはいえ、生活必需品は必要だ。贅沢品は売れないだろうが、食料品や衣服などは買ってもらえる。不景気であっても、それを逆手にとって売り上げを伸ばす店舗も多い。必需品であるが故に安さを求めて人は集まる。そういった景気の動向に対応できなかったツケは大きい。大きな躯体は動きが鈍いように、大きな商店街も対応が遅いのかもしれない。(sumito)
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