中学生になって、フォークギターを手に入れた。当時フォークソングが流行っていて、シンガーソングライターが格好よく見えた。初めにコピーしたのは吉田拓郎さんの「結婚しようよ」。簡単でシンプルなコード進行だったので、やりやすかったのだが、シンプルなだけにピッキングの上手い下手が分かりやすかったような気がする。そのほかに井上陽水さんやかぐや姫などにもトライした。しかし、もともと不器用で、握力のない私は、弦を上手く押さえられず、ギターを上手く弾くことができなかった。それでカバーを諦め、自分で曲を作ることにした。初めて作ったのは中学2年生だった。我ながらいい曲だと悦に入っていた。恋愛も経験がないくせに、妄想だけでつくった歌詞はこそばゆいが、記念の1曲であることには変わりない。(sumito)
今日のBGM:good-byさよなら