ギャンブラーsumito(パチンコ編)

パチンコを覚えたのはいつ頃だろう。父親や叔父がパチンコ好きで、近所のパチンコ店で遊んでいるときに、暇つぶしで見ていた。さすがに小中学生の時は見るだけだった。高校生になり、大人っぽくなると自分でパチンコを打ち始めた。制服ではさすがにまずいので、コートで隠したり、学ランをコインロッカーに預けたりして、パチンコ店に入った。当時、スリーセブンが始まったばかりで、盤のルーレットが回って、7が3つ揃うと大勝ちした。打ち止めがなく無制限に玉が出たので、バケツ2杯くらいの玉を交換したこともあった。当時は、近くに親戚の焼き鳥屋があり、そこに景品のタバコを持ち込んで買ってもらった。パチンコ屋で換金するよりも割が良かった。働くようになっても毎晩、パチンコ屋に通った。私の打ち方は、相性の良い機械を徹底的に打つことだ。なぜか、よく出る。他の人が打っても出ないが、私だと出る。まわりの人は不思議がっていた。それでも、大勝ちすることはなく、トントンか少し勝つ程度だった。結婚を機に止めたが、暇つぶしにはちょうどいい遊びだった。(sumito)
今日のBGM:私を抱きしめて