高齢者の運転

80歳を超えた父親に、自動車運転を諦めさせた。その前に軽微な事故を起こし、家族は不安を持っていた。車には、あちらこちらにぶつけた凹みや傷がある。高齢者の交通事故が、どんどん増えている。車がないと不便だ。病院通いも買い物も、車があれば自由に動ける。誰にも断らず、自分の都合で行動することができる。この自由さはなかなか手放せない。しかし、万一事故で人を巻き込んだり、あるいは自分が死んだら、元も子もない。車の維持費を考えたら、タクシーを利用してもあまり変わらない。幸い、私が仕事を辞めたので、ほとんどは送り迎えができる。私の負担は少し増えたが、運転を止めさせて良かったと思う。少しの勇気と決断で、交通事故は減らせるだろう。(sumito)
今日のBGM:落日