好きなミュージシャン⑤吉田拓郎

中学生の頃、フォークソング全盛の時代だった。フォークシンガーに憧れて、フォークギターを手にした。初めに練習したのは、吉田拓郎の「結婚しようよ」だった。コード進行も簡単だし、ピッキングもシンプルだった。他にも井上陽水やかぐや姫などのコピーをした。しかし、5弦・6弦を人差し指で押さえるようなコードになると、(握力がないせいか)上手く押さえることができず、自分にはギター演奏が向かないと落ち込んだ。なので、今も曲を作るときは簡単なコード進行になっている。だから私の曲には深みがないのだろうか。それはさておき、拓郎や陽水がフォーライフレコードを作った頃から、フォークソングは斜陽していった。しかし、私の曲にはフォークソングの血脈が流れているらしい。自分ではポップなつもりなのだけれどな。(sumito)
今日のBGM: 空の上から