中学生の頃、テレビで異様なスタジオで歌う外国の歌手が映っていた。その名はデビッド ボウイ。中性的なメイクと衣装は、異次元の生物のようだった。曲は確か、「ジギー スターダスト」だったと思う。大きな衝撃を受けたが、名前もよく分からず、また外国の歌はビートルズくらいしか知らなかったので、当時はレコードを買うこともなかった。大学生になって、ようやくアルバムを買った。やはり、いい曲ばかりだ。一番のお気に入りは、「レデイ スターダスト」。ボウイは中年になってダンスミュージックでヒットしたが、私としては若い頃の曲が好きだ。すでに故人となってしまったが、青春の1ページに書き込まれた懐かしい想い出である。(sumito)
今日のBGM:四回戦ボーイ