巣立っていく子どもたち

長男が婚姻した。すでに春から同居をし、結婚生活を始めていたが、2人が付き合い始めた記念日に結婚したいということで、ようやく婚姻届を提出した。そして昨日、長女の恋人が来訪し、「結婚させてください」と申し入れてきた。先に婚約指輪も作っているので、ダメです、というわけにもいかないが、人の良さそうな人柄で安心した。来年の春には、この家を出て、2人の生活を始めることだろう。これで、2人の子どもが巣立つことになる。寂しさもあるが、これで親としての責任を果たしたという、肩の荷が少し下りた感がある。これからは妻と2人+1匹の生活になる。私が好きなことをしているので、後ろめたさもあるが、仲良く暮らしていかなければならない。捨てられたぼろ雑巾にならないように気をつけよう。そのうちに孫ができ、賑やかになることだろう。相好を崩しているジジイが想像できる。一つ、また幸せを拾った気がする。(sumito)