マイクを持つ手の震えが止まらない

昨日、初めて加茂市のLJ studioのオープンマイクに参加した。30ある客席はほぼ満員。そのほとんどが参加者で、17組の出演となった。私の出番は7番目。出演者はフォークソングが中心で、私の唄とは、少し雰囲気が違う。だが、進行役の女性が、喫茶ニューボンのオープンマイクで一緒だった人なので、少し緊張がほどけた。だんだん順番が近づき、前の出演者の演奏が始まる。相当な長渕剛のファンのようだ、くだりから熱く語っていたが、演奏はもっと熱かった。正直、上手くはないが熱演だ。お客が飲み込まれていく。まだ会場の興奮が冷めやらぬなか、次の私はとてもやりにくかった。そうは言ってられないので、冷静さを装ってステージに立った。いつもはマイクスタンドを使っていたが、手持ちで唄った。これが失敗だった。マイクを持った右手の震えが止まらない。マイクがとても重く感じる。声も一緒に震えていた。震えが気になって、唄に集中できない。あんなにライブやオープンマイクを経験しても、この様だ。本当に情けない。消化しきれない気持ちを抱きながら、会場を後にした。でも、また参加してみよう。ちなみに、マスターのお子さんも私と同じsumitoという名前だそうだ。(sumito)