○○しない人間

ある本で、「『私は○○をしない人間だ』と宣言する奴は、本当は○○をしたいのだ」と論じられていた。なるほど、それは言えている。本当にしない人は、あえて宣言などしない。私にも心当たりがある。本当はやりたいのに、気持ちを抑えるために宣言しなくてはならない。そう考えると、人間の心理というものは、嘘にまみれている。言っていること、やっていることが真実なのか虚勢なのか判断は難しい。私は人の心を読むことが苦手だ。言われたことを素直に解釈する。逆に、素直に発言する。これが災いの元となる。誤解したり、人を傷つけたりする。私自身は、至って悪気がないので、かえって始末が悪い。外国語の翻訳機がある。本音の翻訳機もできないだろうか。声の高低、波長などで、真実の言葉に変換できたら、便利だろう。でも、こんな機械があると、誰も嘘をつけなくなるかもね。 ※明日は北区文化会館でコンサート♪今日の練習はほどほどにしよう。たくさん、来てくれるかな。(sumito)