他人は他人、自分は自分

お金持ちを妬むこともある。自分は運がないのだ、と。しかし、運は自分でつかむもの。出世の早い人を妬むことがある。自分の方ができるのに、と。しかし、人は上司から評価されるように、努力をしている。努力を怠っているから、評価されない。異性に持てる人を妬むこともあった。自分の方が格好いいのに、と。しかし、相手の気持ちを思いやらないから、振り向いてもらえない。現実の自分が、本当の自分である。鏡は嘘をつかない。鏡に映る自分は、こんなはずではない、という表情をしている。そう思えるほど、自分は努力しているのか。胸に手を当ててみる。他人と比較してもどうにもならない。自分が満足していればそれでいい。自分のやりたいことをやっていられるなんて、こんなに幸せなことはない。だから誰よりも、明るく生きていこう。そしてこの幸せを、誰かに分けてあげよう。私の唄を通じて。曲の詞に思いを込めて。(sumito)