占いは信じていた。自分の血液型がO型だと知るまでは。占いは、見ると「そうかな」と思ってしまう。若い頃は星座占いをよく見ていた。あまり当たらなかったと思う。子どもの頃、親が姓名判断をしてもらったところ、「この子(私)は40歳を過ぎてから芽が出る」と言われたらしい。そうか、私は大器晩成型なのか。以来、40歳になるのが楽しみだった。決してそれまでが不幸だったわけではないが、どんなに幸せな日々が訪れるのだろうと期待した。しかし、現実は違っていた。上司のパワハラで、心が病んだ。しかし、それがきっかけで、久々に曲ができた。それから、再び曲作りを復活させ、音楽への道を目指すことになる。40歳で人生が変わった。しかし、17年たっても芽は出ていない。占いは当たったのだろうか。60歳を過ぎたら、その答えが分かるだろう。(sumito)