血液型は血を見ても分からない

小学5年のとき、盲腸に苦しめられた。何度か痛みを散らしたが、耐えられなくなり手術となった。半身麻酔をされ、手術台に乗った。メスを入れられたお腹は痛くないが、頭は起きているので、医者の話は全部聞こえている。医者は私の血液をガラス板に取り、それを見て言った。「これはB型だな」。そうか、やはり自分の血液はB型だったか、と思った。以来、血液型占いはB型の欄を見ていた。なんとなく当たっていると思う。ところがである。就職して、初めて献血をしたとき、自分の血液型がO型だと判明した。「いや、私はB型のはず」と言っても、間違いなくO型だと断言された。やはり、血液型は血を見ても分からないのだ。まだ血液型を知らない貴方。一度献血をして血液型を調べておいた方がいいですよ。人助けにもなるし、血液検査で健康診断にもなる。(sumito)