起承転結

文章は起承転結が大事だ。まず、冒頭につかみを入れる(起)。登場人物の紹介や、設定の説明だ。ここから何が始まるのか、関心を引き起こされるかどうかが肝心。続いて何かが起こる(承)。つまらないことだと、ここで話は終わる。そして、話が転回して結果が出る(転)。
ここで話は盛り上がっていく。盛り上がらなければ、読み手はがっかりするだろう。そして最後は物語のオチだ(結)。どれだけ面白かったかは、このオチで決まる。オチがないと、話が尻切れトンボとなり、消化不良になる。一応、このブログではオチを意識して文を作っている。トークも起承転結が大事だが、オチが難しい。起承転まではなんとか進むのだが、どうやって話を落とすか(結)に悩む。オチが無いことも多い。聴いている人は、「だからどうなの?」と思っているのではないだろうか。上手いオチが決まると、とても気持ちがよい。スカッと心が晴れやかになる。めでたし、めでたし。さて、この話はいったい、どこがオチなのだろう。(sumito)