歌詞がいい、心に染みる、優しさが伝わると言われることがある。一方で、詞が単調で深みがなく、薄っぺらいと家族に指摘される。確かに形容詞的な表現が少ないかもしれない。しかし、ストレートな言葉を並べる方が私は好きだ。ゴチャゴチャとした歌詞は何を伝えようとしているかが分からない。詞というよりは、唄が一つの楽器になって、音を鳴らしている感じだ。打楽器みたいに。わかりやすい言葉で、明瞭に感情を伝えたいと思っているが、これは以外に難しい。詞はイマジネーションでできると以前に書いたが、イマジネーションするにも元になる材料が必要だ。例えば経験や思想、環境など。私にはこれらの材料が不足しているようだ。もっと心に訴える詞を作るために、いろいろな経験を積まなければならないのだろう。時間はあまりないが。(sumito)