料理はうまい、と自分では思っている。しかし、家族の評価は低い。たまに、妻を労って「夕食を作ろうか」と持ちかけても、家族に反対される。その理由としては、レパートリーが少ないことと、味がいまいちらしい。なので、最近は簡単にできるお昼くらいしか料理はしていない。しかし、もしかしたらいつか、独居老人になる可能性がないわけではない。そうなったときに、料理ができるのと、できないのでは雲泥の差がある。そこで出番になるのは、だし入り調味料だ。醤油や調味料にだしを加え、水で薄めて使うアレだ。これがあればいろいろな料理に応用できる。私が使うのは、煮魚、すき焼き、カツ丼・親子丼、おでん、野菜の煮物、そば・うどん、など。これだけ作れたら、なんとか自炊もできるだろう。作るのも簡単。水で薄めればいい。加減は試行錯誤がいるが。いざというときは何とかなるぞ、という備えが大切だ。でもきっと、妻の手料理をもう一度食べたいと思うのだろうな。だから今日もおいしくいただきます。いつもありがとう、と感謝を込めて。(sumito)