新潟市の交通で、BRTという連節バスが運行している。これが、あまり評判がよろしくない。10月に市長選があるが、候補者すべてが廃止もしくは見直しを表明している。なぜ不評かというと、市内中心部に行くために、乗り換えをしなければならないからだ。BRTの利用率を上げるための策ではあるが、そのために不便を強いられている。これでは利用者のための施策とは言えない。なぜ、バスの利用が減り、また市内中心街の人出が減っているかは、南方面への始発便がないからだと思う。南方面から中心街へはバス一本で行けたが、帰るときは途中のバスセンターで乗り換えが必要だった。これが不便で、中心街へ行く人は少なかったと思う。BRTが運行してからは、南方面だけではなく、西方面、東方面の人も、往路復路ともに乗り換えが必要になったのだから、不便極まりない。さりとて、巨額の税金を投じたBRTなので、やっぱりや~めた!ともいかないだろう。そこで提案だが、BRTは中心部の快速便に限定し、郊外線はすべて中心部から乗降できる体系を築くべきだと思う。そうした方が、バスの利用も、中心街の活性化も図れるはずだ。ローカルな話で申し訳ないが、西方面・南方面からのバスは新潟駅発着、南方面・東方面のバスは市役所発着にすれば、バスの便も向上するだろうと思う。そこに駐車場の問題を解決すれば、中心街・古町はさらに活性化すると考えるが、いかが?(sumito)