新潟市内に歴史ある商業地域の古町がある。高度成長期には人がごった返していた。私も小さい頃に古町のデパートや映画館に行くのが楽しみだった。デパートの食堂でお子様ランチやパフェを食べると、幸せな気持ちになったものだ。しかし、車社会になっていくと、駐車場が少ないために、だんだんと人出が減ってきた。駐車場が整備された万代地区の開発で客足をとられ、近年では郊外型のショッピングモールに集客され、古町は閑古鳥となる。市役所は古町の活性化で、いくつもの施策を講じているが、正直効果的なものは少ない。根本的な問題として駐車場不足が上げられる。周辺には小さなコインパーキングが点在しており、結構利用がある。私も古町周辺でのライブの時は利用している。なぜか。コインパーキングは利用料の上限があり、長く止めていても800円程度で済む。だから、安心して止められるのだ。商店街で発行する駐車補助券が使えるパーキングも少なくない。しかし、残念ながら空いているかどうかが分かりにくい。満車になっているとほかのパーキングを探し、うろつき回らないといけない。そこで提案だが、大きな西堀地下駐車場にも利用料上限をもうけたらどうだろうか(夜間はすでにある)。民業圧迫といわれるかもしれないが、古町活性化には有効な手段だと思う。いかが。ローカルな話題ですみません。(sumito)