プロの演歌歌手の事務所の方とお話をすることができた。レコード会社に所属しても、CDの製作は自腹だそうだ。流通だけが会社の仕事であり、宣伝なども自給自足らしい。レコード会社に所属しているという、ネームバリューだけでも効果があるのだろう。では、どうやってCDをさばくのか。イベントなどに出演したときに手売りをしているようだ。その方が流通業者・レコード店に支払う40%程度の手数料もかからない。CDは3,000枚くらい売れないとペイできないとも聞く。それだけの枚数を売るのは、無名の歌手では大変なことだと思う。でも、イベントでの出演料などで賄っているのだろうと推測する。イベントの出演料も、それほど高額ではないだろうから、プロの歌手として生きていくのは大変なことだろう。簡単に音楽では食っていけない。考えが甘いぞ。(sumito)