オープンマイクでがっくり

先日、新潟市のライブハウスで行っているオープンマイクに参加した。2回目の出演。8時に始まり、すでにリハーサルをしていたドラムとベースの2人組が演奏。その後の控えがいないので、さっそく唄うことにした。お客はポツリポツリ。出演者を含めて10人くらい。その日は家族をテーマにした3曲(君と一緒に、感謝~生んでくれてありがとう、愛しくて)を唄った。はじめ、まるっきり声が出なかった。慌てた。客席はガヤガヤとしていたが、下手くそな唄に呆れているような気がした。だんだん、声が出るようになったが、練習の時のような唄い方はできなかった。口で表現して、両手を使うことで、大きな声が出るはずだったのに。がっかり。唄った後は、しばらくほかの演奏を聴いていた。みなさん、上手い。演奏はなかなかの腕前だ。もっとも、自信がなければ、人前では演じられないだろう。自信がなくても演じる私みたいなものも少しはいるが...。総じて、ボーカルの声が聴き取りにくい。ドラムスの音量がでかいせいもあるが、何を唄っているのか全く分からない。ということは、私の唄も、大して聞こえていなかったかもしれない。ただBGMのように流れていたのだろう。拍手も少ないわけだ。それに引き替え、ほかのバンドはヤンヤの喝采だ。知っているもの同士なのか、歓声が上がる。まるで、私はアウェーで戦うプレイヤーのようだ。もう一度、ほかの曲を唄ってリベンジしようかとも思ったが、まだ控えているグループもあるようなので、この日はすごすごと退散した。どんな状況であれ、90%以上のパフォーマンスを出せなければ、プロにはほど遠い。まだまだだね、sumitoくん。来月はどうしようかな。恥のかきすてで、もう一度チャレンジしてみようか。(sumito)