幼い子どもが実の親、もしくは義理の親から虐待を受け、死んでしまうケースが後を絶たない。なぜ、虐待はなくならないのだろう。虐待の連鎖があり、虐待する親も、実は虐待を受けていたことが多いという。幼い子どもを虐めて、気が晴れるのだろうか。むしゃくしゃするときに、他に発散する術はなかったのだろうか。ニュースで報じられるたびに、胸が痛む。虐待以外にも、戦争や事故などで、幼い命が奪われる。なぜ、人間は学習しないのだろう、命が何よりも尊いということを。だから私は、我が子が大人になってくれたことを、つくづく安堵する。(sumito)