勉強もせず、遊んで(たまにはバイトして)過ごした大学生活も、4年生になると進路を考えなければなりません。当然、周りは就職活動に必死になっています。両親は田舎に帰ってきてもらい就職してほしいと考えていましたが、音楽をやって暮らしたい私は、あまり就職活動に熱が入らず、かといって親への手前、いくつかは企業訪問をしていました。いい就職先がなければ留年して、もう少し東京で暮らし、音楽への道を模索しようかとのんきに考えていました。そこに町役場の採用試験を受けてみないかと勧められ、まあ、どうせだめだろうけど、受けるだけ受けてみようと、受験申し込みをしました。続く…(sumito)